いかに体型に合ったサイズを着て頂けるかが大事と考える
江戸一ではきめ細かく豊富なサイズをご用意しています。

腹掛

腹掛

腹掛は着た際、首まわりが少しきついくらいが〝粋〟な着こなしです。
裾は股の付け根にくるくらいになります。

サイズ合わせのポイントは『胸囲』です。
主にタスキの長さの違いで、サイズ設定をしています。
胸囲を測り、サイズをお選びください。

江戸一では、タスキの長さ一尺六寸~二尺八寸(1.56㎝刻み)で、
大人用(男女兼用)15サイズ、
子供用7サイズをご用意しています。

腹掛の胸元にあるポケット

祭装束のルーツである江⼾町⽕消は、江戸時代中期、
「鳶」と呼ばれる職人を中心に集め創設されました。
つまり、祭装束は鳶職人に由来した装束です。

そのため、江戸一の腹掛(大人用)には
仕事道具を入れるポケットが、四ヶ所付いています。
なかでも、胸元脇にある小さなポケットは、懐中時計入れ、
その下のポケットは、差し金(物差し)を入れるためのものです。

伝統を「今」に伝える、
江戸一こだわりの製品です。

鯉口シャツ

鯉口シャツ

サイズ合わせのポイントは『身長・胸囲・ウエスト』です。
この三点を測り、サイズをお選びください。

女性の方は、大人用サイズ(男女兼用)を基に、
「衿ぐりを小さく、袖を細く、ウエストを絞った」
女性用サイズをお選びいただくと、
より〝粋〟な着こなしとなります。

江戸一では、
大人用8サイズ、
女性用7サイズ、
子供用7サイズをご用意しています。

鯉口シャツの袖口

鯉口シャツは、袖口の形状が、
「鯉の口」に似ていることに由来し、
名称が付いたと言われています。

〝粋〟に着こなせるよう、袖丈は袢纏:はんてん(法被:はっぴ)を
羽織った際、袖口から出ない丈となっています。

股引・半股引

股引

股引のサイズ合わせのポイントは『身長・股廻り』です。
身長と股の付け根より「5㎝下」の股廻りを測り、
サイズをお選びください。

江戸一の半股引:はんだこ は、裾口廻りの寸法が
そのままのサイズ名となっています。
股の付け根より「約15㎝下」が裾口となります。
股の付け根より「15㎝下」の股廻りを測り、
最も近いサイズをお選びください。

特に股引・半股引は、しわやたるみが少ない、
身体に沿ったぴたっとした着こなしが〝粋〟です。
また、左右のまわしをきちんと合わせ、
お尻にしっかりと沿わせて着ることも大切です。

江戸一では、股引大人用21サイズ、女性用19サイズ、子供用8サイズ。

半股引大人用13サイズ、女性用15サイズ、
子供用6サイズをご用意しています。

股引の縫い目

股引は、「ももはばき」から転じた名称と言われています。
古くは脚絆:きゃはんのことを「はばき」と言い、股までかかるものを「ももはばき」と称し区別し、後に「ももはき」となり「ももひき」となったと、江戸時代後期の書物「貞丈雑記」に記されています。
(江戸服飾史より)

日本の穿き物は古くから存在し、発展してきました。
江戸一の股引、半股引はそれらを基に、
現代人の体型に合った型作りをし、作り上げています。

特に股引は、着用時後ろから見て、膝からふくらはぎ、裾にかけて、
綺麗に見える仕上がりになるよう心がけています。